お越しくださった皆さまありがとうございました
(写真) 内装中の小屋。大量の埃!ではなく、羊毛の断熱材です。2012年度の冬頃。
5月31日をもってSerendipityは終了しました。
Serendipityで出会えた皆さまとのご縁に感謝いたします。
この小屋は2009年か2010年頃にSoiLオーナーさんが手作りで作り始めて、息子さんの協力のもと、ほぼすべて手作りで外装が出来上がっていました(基礎も二人で仕上げたそうです。)
そもそも裏の畑と森も二人で切り開いたそうです。切り開いた手順は詳しくは聞いていませんが、チェーンソーで木を切って、ユンボを使ってほりあげたとか(おかげで畑の土が痩せているそうですが…)。砂利や石を敷いて…、とそこから始めているそうです。
ひょんなことから、僕が内装を手伝う!?ことになり(足手まといだったかもしれません…)、内装を教えていただきながら、3人で仕上げました。
手作りの小屋、内装作業含めて貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございます。
(写真) 羊毛の断熱材のあとは、石膏ボードを切り、足場を作りながら、電動ドライバーで打っていきました。石膏ボードの後は、すきまなどをパテ塗り後、マスキングで養生して、漆喰塗りをしました。
この小屋で外装・内装で使われている木は、ほとんど切り開いた時の裏の森の木です。地産地消。オーナーさんの徹底した意志と行動力。すごいです。
ちなみに冬の作業は冷え症の自分にとってはとてもきつかった…。特に内装が全然出来ていなかった最初の頃は、冬風が床からスース―風通しがよく…薪ストーブを焚いても寒くて靴下何枚も重ねてしのぎました。
少しずつ積み重ねて約1年半後、内装出来上がり↓
とても貴重な体験をすることができましたが、自分には大工仕事ができない、合わないのを痛感しました…(多分、今までの前世でこのような作業をまったくしたことがなかったんじゃないかと、ちょっと言い訳を…でも少しDIY精神が生まれました。)
さて、
オープン最終日、「ドン」とガラスに何かがぶつかる音がして気になって見てみると、小鳥が横たわっていました。
脳振とうを起こしてた様で、とりあえず外のベンチにすくい上げましたが、しばらくして脳振とうが治まっても、飛ぶことができなく、どうやら翼にケガを負っているようでした。
野生動物がケガをした場合は、岩手県鳥獣保護センターに連絡を入れると対応してくれるとのことでしたが、あいにく、土日は休みとのことで、Serendipityをクローズした後すぐに盛岡市内の某動物病院に連れて行くことに。
獣医さんの話では、右の翼の骨が折れてしまっているとのこと。翼を一ヶ月くらい固定して、もし治れば飛ぶリハビリを経て後、放たれるだろうとのことでした。もし治るのであればまだ数か月くらいかかるので、それまでの餌やりなどの世話は保護ボランティアの方のところへ預けることになると思う、とのことでした。
調べてみると、この鳥は「キビタキ」の雄でした。(ウィキペディアより↓)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%93%E3%82%BF%E3%82%AD
日本では夏鳥として知られているそうで、秋や冬は東南アジアなどで越冬して過ごすそうです。
初夏になり、はるばる日本まで飛んで渡ってきた早々、大きな傷を負ってしまいましたが、治って再び自由に飛んでくれることを祈ります。
またいつかSerendipityを再開できればいいなと思っています。(古本を移動販売したいと思っており、イベントなどがある際は、出店を誘っていただけるとうれしいです)
お越しくださった皆さまありがとうございました。
こちらのブログは、引き続き気ままに更新していきますので、たまにのぞきに来てください。
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