フォト
2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

« 湯本美術展示館 (花巻周辺情報①) | トップページ | お越しくださった皆さまありがとうございました »

2014年5月29日 (木)

本の紹介(Serendipityは30、31日で終了となります。)

   P2014_0524_155044_3   P2014_0517_124905_2

(左)24日撮影

(右)17日撮影 タンポポもいつの間にか咲いていました

一ヶ月前には、まだあまり芽吹いていなかったのに、

暑い日が続いて、植物と虫たちの活動も活発です。




P2014_0525_153335_2  P2014_0525_153845



「生きていくことの意味」 諸富祥彦(著) PHP新書

生きていくことの意味をトランスパーソナル心理学を中心に臨床心理学の知見を入れながら、著者が深く語りかけている本です。トランスパーソナル心理学は文字通り「個を超える」、自我を超えるためにどうすればいいかということを追及していく心理学で、ユング心理学や宗教や霊的な考え・哲学、オカルト心理学までも含めた心理学ですが、決して変な怪しい本ではなく、きちんとした臨床心理学の本であることはもちろんですが、著者の諸富さんは、ユング心理学で有名な故・河合隼雄氏の後、この国の臨床心理学の実践者・研究者としての第一人者でもあると思います。
個人的には、まったく読書をしていなかった自分が、初めてまともに読んだ本です。


「夜と霧」 ヴィクトール・フランクル(著) 霜山徳爾(訳) みすず書房
  
「夜と霧」を読んだときの衝撃は今は少し忘れてしまったかもしれませんが、「人間というのはここまで残虐になれるのか」という衝撃と共に、そのような想像を絶する過酷な状況の中でも、フランクルいわく、「愛と自然と芸術とユーモア」への想いが人間には残っていたといいます。

同じタイトルの新装版で池田香代子氏の訳がありますが、池田訳の方は、過酷な状況の空気感がいまいち伝わってこないなぁ、というのが昔読んだ印象です。ただ、訳は平易で読みやすいですし、当時の衝撃的な写真が掲載されていないので、こちらの方がいいという人もいると思います。

霜山訳は、少し読みにくいかもしれませんが、フランクルが置かれていた雰囲気が伝わってきます。個人的には霜山訳の方が好きです。どちらも置いています。

フランクルは精神医学の世界では有名な精神分析の大家の一人。諸富さんがフランクル心理学のエッセンスを書いた、「どんな時も、人生には意味がある。フランクル心理学のメッセージ」の文庫版も小屋で売っています。


P2014_0525_153821_3   P2014_0525_153909


「輪廻転生を信じると人生が変わる」 山川紘矢(著) ダイヤモンド社

スピリチュアル本を多数訳して自身もワークショップ・セミナーなどを行っている山川夫妻の旦那さんの実体験に基づいて書かれた本。普通の感覚では信じられないようなことが山川さんに起こりますが、それらの出来事は山川さんを導いていきます。2010年に一度ワークショップに参加したことがありますが、山川紘矢さんはどこまでも明るい人でした。



「人と思想 イエス」 八木誠一(著) 清水書院

キリスト教神学・宗教哲学学者の八木誠一氏が読み解くイエスと聖書。以下は表紙より引用↓

「イエス生誕の年が西暦元年と定められたほど、キリスト教は西欧世界に、さらに全世界に深く強い影響を与えた。(略) しかしイエスは特別な人間、他の誰とも質的に隔絶した人間だったのではない。イエスはただの人であり、そしてただの人の生き方をもっとも真実に生き、示した人である。まさにこのゆえに、イエスは世に容れられず、十字架につけられてしまった。この事件は、世の人がどんなにただの人間であることを拒み、特別の人間になろうとしているか、その倒錯の深さを教える。しかしイエスは敗北しなかった。イエスを救世主と信じるひとびとの群が起こり、世界を改革していった。このことは、世界の不幸と虚無と罪悪にもかかわらず、イエスをイエスとして生かした真理の究極の勝利を象徴している」



P2013_1124_145923   P2013_1027_135127


「西一知 詩と詩論集」 西一知  編集工房 ぼくらの理由

私の詩の先達、西さんの2000年~亡くなるまでの2010年の間に発表された詩と詩論の全集。1999年までの全集に続いての2冊目の全集。

西一知は同人詩誌「舟」を1975年から亡くなる2010年まで編集・発行人として発行し続けてきた人です。また、北園克衛の同人誌「VOU」同人、「詩と思想」創刊人でもあり、日本の前衛詩人として活動してきた人です。

この本のオレンジの帯には、西さんの詩「愛 について」の部分、
「愛 はたどり着けるものではない//愛 は決してたどり着けるものではない/なぜなら/愛 はあなたのこの日々のうちに/あなたのほんのちいさな仕草 吐く息/のなかにあるからだ」(/は改行を意味します) の言葉があります。

詩や絵をかく人、芸術表現をする人にはぜひおすすめしたい本です。


「神曲」 ダンテ  平川祏弘(訳) 河出文庫

 ダンテ・神曲は、世界の文学の古典なので、説明はいらないと思います。平川訳しか読んだことはありませんが、現代語で読みやすく、平川訳が一番良いのではと自分は思います。そんなに多くの本を読んでいるわけではありませんが、個人的には今まで読んだ本の中で一番影響を受けた本です。なるべくなら上の世界に行けるように、なるべく地獄に堕ちないように…。


今回紹介した本はSerendipityでお買い求めできます。

Serendipityは、30日(金曜)と31日(土曜)にて終了となります。
最終週の30、31日は、本全品2割引きとさせていただきます。この他にも気になる本がありましたら、ぜひお買い求めください。

« 湯本美術展示館 (花巻周辺情報①) | トップページ | お越しくださった皆さまありがとうございました »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1956255/56344917

この記事へのトラックバック一覧です: 本の紹介(Serendipityは30、31日で終了となります。):

« 湯本美術展示館 (花巻周辺情報①) | トップページ | お越しくださった皆さまありがとうございました »